ライブでちょっと、気になるとき

「いい予感の足つき」

別に毎回、ミュージシャンの方たちの「足元」が気になる訳ではありません。(そう)
まず、ほとんど一回も見ないことの方が多い。
衣装はチェック入れても、靴までは見ていないし。

この「いい予感の足つき」とは、たまにどうしてか、
客席から舞台の上のミュージシャンの方々の
足元に、目がいく場合があるときのことです。

例えばケルト音楽のHard to findのライブ。

舞台の四人のメンバーがそれぞれの楽器のリズムを
それぞれの片足と床板で取るのを見て、その足つきの良さから、
その年一年の彼らの音楽活動への期待が高まるのを感じたことがあります。

それぞれ別に合わせている訳でないですが、
何となく、四人がそれぞれリズムを取る「足つき」が良かったです。
その日のライブだけ、やたらと「足つき」が気になって。(多分、私だけでなかったはず)

その時は、たまたま新しいCDを制作し始めのときでした。

結局私だけでなく、このCDは結局彼ら自身にも「お気に入り」の、
他のミュージシャンの方にとっても「いい仕上がり」と、評判の高いCDとなったようです。

(私は音楽能力低いので、「足音」の違いが分かった訳ではないです。
ただ、その時々なぜか、何か注意を引かれる部分があるということです)

ちなみに良いライブの時だからといって、
必ず足に特徴が出るとは限らないですし、
その時その時で客席から目がいく部分は違うのですが。
その時はたまたま「足」でした。

何かミュージシャンの方の「気合」とか、「ゆとり」とか「はずみ」とか
そういうのが、たまたま楽器の音だけなく、「足音」に出たりするのかもしれないですね。

こういうささいなことを、常連客は感じて、音楽自分でしなくても
いろいろライブならではの良さを、味わうのでしょうか。

(サンドイッチなら、この足音は付け合せのピクルスみたいものですが)

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